チョウピラコ=座敷童子


座敷童子 – Wikipedia

>悪戯好きで、小さな足跡を灰やさらし粉の上に残し、夜中に糸車を回す音を立てるともいわれ、奥座敷で御神楽のような音を立てて遊ぶことがある。また家人が一人で縫い物をしていたとき、隣の部屋で紙ががさがさする音や、鼻を鳴らす音がするので、板戸を空けると誰もいないなどの話が伝わっている。

>座敷童子にも位があるとする地域や伝承も存在し、『十方庵遊歴雑記』には、岩手県江刺市(現・奥州市江刺区)稲瀬の座敷童子についての記述が見られ、家の土間にいる座敷童子を、「コメツキワラシ」「ノタバリコ」「ウスツキコ」などと言い、 奥座敷にいる色の白い最も綺麗な座敷童子を「チョウピラコ」と呼んでいる[11]。

>柳田國男は、高僧が天から呼んだ護法童子と同様、仏教や民間巫女の守護霊が、若葉の魂の清新さを尊重する信仰へとつながり、さらに神意を人間に伝えるため家の守護霊としての座敷童子信仰へとつながったとみている。柳田以降の民俗学でも、オクナイ様との繋がりや竜宮童子など異界から訪れる童子との関連などが論じられている[8]。


(Wikipedia 「座敷童子」の項より、上記引用)

座敷童子を「チョウピラコ」と呼ぶ例があるという。
座敷童子と「オシラサマ」や蚕との関係は?
柳田國男の説を読んでみたくなった。
「護法童子と同様、仏教や民間巫女の守護霊が、若葉の魂の清新さを尊重する信仰へとつながり、さらに神意を人間に伝えるため家の守護霊としての座敷童子信仰へとつながった」
という Wikipedia記述の中でも特に、
「若葉の魂の清新さを尊重する信仰」
という部分が気になる。


オシラサマとミヅハノメ(Bing Image Creator) – あかり窓


鈴が音の


須受我祢乃 波由馬宇馬夜能 都追美井乃 美都乎多麻倍奈 伊毛我多太手欲

鈴が音の
早馬駅家の
堤井の
水を給へな
妹が直手よ

すずがねの
はゆまうまやの
つつみゐの
みづをたまへな
いもがただてよ


( 万葉集 第14巻 3439番歌 作者不詳、 東歌 雑歌 宿駅 宴席 歌謡 )

万葉集 第14巻 3439番歌/作者・原文・時代・歌・訳 | 万葉集ナビ (manyoshu-japan.com)


鈴を鳴らして駆けてきた
早馬が憩いを得る馬宿の
堤井の水を
どうかくださいな、
いとしい人よ、その手ずからに。


徒然なるまま お絵描き


子どもの頃に鮮烈な印象を受けた
「かえるのつなひき」という
沖縄の絵本を、再読したくなった。

儀間比呂志 – Wikipedia

素朴で勇壮な作風の
儀間比呂志さんの絵本、
幾冊ものタイトルが記憶に残る。

鳥獣戯画のような墨絵には
ずっと心惹かれているが、
いきいきとした描写が愛らしく、
迷いのない筆致が見事だと思う。

最近、PCのお絵描きアプリを使い、
自分でカエルやナマズなどの生き物を
描いてみて、とても難しいと知った。
(実物をよく観察する必要がある)
(が、それが出来ない……Orz)
(検索画像やAIを参考にしている)

たとえば筆ペンで下絵を描き、
淡い色調でさらっと水彩画風に
CG着彩してみたらどうだろう?
などと、ぼんやり考えている。
(とくにあてはないけれど)

影絵風や墨絵風の絵を、CGで
描いてみたいと思いつつ、
なかなか手つかずのまま
行き当たりばったりで
お絵描きしている今日この頃。


蓮葉に溜まれる水の玉


(万葉集)

久堅之 雨毛落奴可 蓮荷尓 渟在水乃 玉似<有将>見
ひさかたの雨も降らぬか蓮葉に溜まれる水の玉に似たる見む
ひさかたの あめもふらぬか はちすばに たまれるみづの たまににたるみむ
( 第16巻 3837番 作者不詳 )

万葉集 第16巻 3837番歌/作者・原文・時代・歌・訳 | 万葉集ナビ (manyoshu-japan.com)


白露を玉(真珠)に例える和歌は多く、
蓮の葉に溜まる露も、
万葉集の時代から詠まれている。

蓮の花(蓮華)と似た名のレンゲだが、
中国原産の帰化植物で、
田畑の緑肥として普及し、春の風物詩。
検索しても古い和歌には見当たらない。
江戸のわらべ歌にレンゲ草が登場する。
「ひらいたひらいた」のレンゲは
水辺の蓮の花だが、
「れんげ摘もか」で歌われるのは、
野辺のレンゲ草だという。
江戸時代の子ども達は、
レンゲ草の花を摘んで歌いながら、
どんな伝承遊びを楽しんだのだろうか?

れんげ摘もか(つもか) 歌詞の意味 わらべうた (worldfolksong.com)


( 2024.5.29~30 イラスト作成 )


水の玉 – ぶるーまーぶる (fairy-scope.com)


俵はごろごろ


俵はごろごろ お倉にどっさりこ
お米は ざっくりこで
ちゅうちゅうねずみは にっこりこ
お星さま ぴっかりこ
夜のお空に ぴっかりこ


いねむりごろごろ 舟こぎぎっちんこ
こげこげ こっくりこで
おやおやお目目は ぱっちりこ
ちょうちん ぽっかりこ
鼻のちょうちん ぽっかりこ


雷ごろごろ いなずまぴっかりこ
夕立ち ざんぶりこで
洗濯 びっしょりこ
お庭も びっしょりこ
雨でお庭も びっしょりこ


( 作詞:野口雨情、作曲:本居長世
1925年=大正14年 発表 )

俵はごろごろ 童謡の歌詞 (worldfolksong.com)


いもむし ごろごろ
ひょうたん ぽっくりこ

( 江戸時代からのわらべ歌 )

いもむしごろごろ わらべうた・遊び歌 (worldfolksong.com)



( 2024.2.28 イラスト作成 Bing Image Creator )

いと おかし – ぶるーまーぶる (fairy-scope.com)

シルク幻想 – ぶるーまーぶる (fairy-scope.com)

白い女神 – ぶるーまーぶる (fairy-scope.com)