海(文部省唱歌)

song by NEUTRINO : Merrow & KEN
 2022 ©memoru-merumo.com


松原遠く 消ゆるところ
白帆の影は 浮かぶ
干網 浜に高くして
かもめは 低く波に飛ぶ
見よ 昼の海
見よ 昼の海

島山闇に著(しる)きあたり
漁火 光り淡し
寄る波 岸に緩くして
浦風軽く 沙(いさご)吹く
見よ 夜の海
見よ 夜の海


セイレーン


歌を忘れたわけではないの
春が来ないから歌わないの
夢の底ふかく卵がただよう
卵がかえる日を待ちわびて

夜の底ふかく子守歌を抱き
鳥や魚と波に身をゆだねて
卵とおなじまどろみの潮を
泳いで潜って渡っていくの

歌を忘れたわけではないの
春が来るから迎えにいくの
いま風と雲の羽で


( 2022.6.13 Twitter より )


セイレーン – こちら、ドワーフ・プラネット (downadown.com)

セイレーン(Bing Image Creator) – あかり窓 (memoru-merumo.com)


ふたご座の夜


「たくさんの灯がながれていくよ」
「わたしたち海におちたら、ヒトデになるのかしら?」
「いっしょなら、きっとだいじょうぶ」

ふたご座流星群がきれいな夜です。


( 2021.12.13 Twitter より)