波の子守歌(詞)

ねむれ ねむれ
どんなふかい
なみのそこも
てらすあかりが
ここに
ここにあるから

ねむれ ねむれ
どんなかなしい
なみだもいやす
ゆめのあかりが
ここに
ここにあるから

くらいかげも
こえも
かたいきばや
とげも
きみをなかせる
ものは
ここにいないから

ねむれ ねむれ
きみのつめたい
なみだをとかす
ゆめのあかりが
ここに
ここに ほら
あるよ


(2022.10.19 Youtube より )


波の子守歌

波の子守唄
(シューベルト即興曲集 第3番 変ロ長調 のメロディより)

song by NEUTRINO : Merrow & NAKUMO

波音 : 効果音ラボ 様より
soundeffect-lab.info

チョウチンアンコウ : 3Dペイント ライブラリより

music & poem & illust 編集 : あかり窓

2022 ©memoru-merumo.com


海の底のあかり


海の生き物を童画風に描きたいけど、
画力が無いので怯んでる……Orz
楽しめばいいんだよね……

子どもの頃、海で拾った貝殻や
波で丸くなった色ガラスのかけらを
宝物にしてたっけ……

耳にあてると潮騒がきこえる高瀬貝、
あわい虹色のとんがり帽子みたいな
大きくて不思議な巻き貝……

ほんとに水彩画か
水彩画風に描きたかったけど、
なかなか手がつかないので、
試しにペイント3Dの素材で……

絵にしてみたら、暗い海で
ほんのり透明に光りながら、
衣をなびかせてツイツイ泳ぐ
妖精さんの姿がイメージできた……


( 2022.10.3~10.11 Twitter より )


波の神


エーゲ海(地中海文明)の名は、
エーゲ(波)という古代ギリシア語に
由来するという。
北欧神話の海神エーギルも、波の比喩として詠われている。
エーゲ海と海神エーギル、語源的なつながりはあるのだろうか?

エーゲ海 – Wikipedia

エーギル – Wikipedia

古代ギリシアの色彩について
「ワイン色の海」という表現があった、とか。
海神エーギルは、バイキングの神々の
酒宴を主催する役割でもあったという。
海と酒が結びつくイメージが、
古代の人々に共有されていたのでは?
と想像してみる。

エーギル – Wikipedia (画像)

神々の酒宴の麦酒を準備する「大鍋」は、
聖杯(聖杯王=漁夫王)と似たイメージ?
ケルトの主神ダグザの大釜とも似ている。

コルヌコピア – Wikipedia

コルヌコピア(豊穣の角)は、
ローマの豊穣神(大地の女神)や
ハデス=冥界の神 の持ち物。

海の底の臼 – Wikipedia

ノルウェーの民話が船乗りによって
日本の東北地方に伝わり、
一部内容に変更が加わった、
という考察が興味深い。

そういえば、日本神話のオオワタツミ(海神)は、
竜宮の主、酒の神でもあった。
外洋の波の神であり酒宴の神でもあるエーギルと、
少し似ているかもしれない。

ワタツミ – Wikipedia

海原の道遠みかも月読の光少き夜は更けにつつ

海原之 道遠鴨 月讀 明少 夜者更下乍
(万葉集 第7巻 1075番歌 作者不詳 詠月)

住の江の 岸による波 よるさへや
夢の通ひ路(ぢ) 人目(ひとめ)よくらむ

藤原敏行朝臣
(小倉百人一首 18番 『古今集』恋・559)


( 2022.9.21~10.8 Twitter より )


カワヒラコ、夢虫、蚕サン – あかり窓 (memoru-merumo.com)


ハチ


スズメバチが部屋を飛んでる。
枕をかぶせて足で踏んづけてやる!
うっすら明るい夜明け、
布団から飛び起きて枕をにらんだ。

あ、これ夢?と気づき、
もう一度、枕に頭を横たえ眠った。
枕の下にスズメバチがいないことは、
確認しなくてもわかっていた。

明け方の不穏な夢のせいで、
眠い。(=_=)

不穏な夢ではあったけれど、
ベッドの下に何かいる絵本
ってのがあった。
悪夢の精に枕をかぶせて
踏んづけて退治する物語など面白そう……
とアイデアメモしとく。

クリルンくんは悪夢を食べてくれる。
電気クラゲとか電気ウナギとか?
蜂ではなく海の生き物を
枕の下に捕まえようか……
?( ..)φ?

それにしても
夢で飛び起きる、って
ほんとにあるんだなあ。
(布団を踏みしめて立ち、
枕をにらみつつ目が覚めるって、
生まれて初めての体験)
(;^_^A

ハチ (魚) – Wikipedia
海のスズメバチと呼ばれる魚……「ハチ」


(2022.10.2 Twitter より )