ローエングリン


ローエングリン (アーサー王伝説) – Wikipedia

アーサー王伝説・ケルト神話に登場する
「白鳥の騎士」ローエングリン。
円卓の騎士パーシヴァルの息子で、
白鳥の曳く小舟に乗る。
彼が聖杯城から訪れることは、
物語において暗黙の了解であり、
同時に登場人物たちが
尋ねてはならないタブーで、
その問いを発すれば彼は去ってしまう。

聖杯城は、
忘れ河の中州にあるともいう。
天の川に浮かぶ白鳥座と、
聖杯城の主で白鳥の曳く小舟に乗る
ローエングリン。この両者は、
物語が語られた古い時代の人々に
広く共有されていたイメージにより
結びついているのだろう。

星物語のイメージの翼……
異界と往来する白鳥の舟、星の騎士。
天の川の恵み=聖杯。

荒れ地を沃野に蘇らせるためには、
傷ついた王(漁夫王)を癒すことが必要で、
その奇跡をもたらすのが聖杯だった。
大地は海に取り巻かれ、海の果ては
星空につながっている。
海と星空を結ぶ道が天の川で、
その中州に聖杯城はあるという。

白鳥の翼は異界と往来する舟、
この世の春を告げる使者。


( 2023.1.24 Twitter より )


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