カワヒラコ、夢虫、蚕サン


荘子「胡蝶の夢」の影響で日本でも
蝶は「夢虫」「夢見鳥」と呼ばれ、
魂の化身とみなされた。
7世紀半ばの富士川ほとりで人々の
信仰を集め征伐された「常世虫」は、
蝶の幼虫(芋虫)だったという。
古来からの川の神(水神)と芋虫が
結びつき、人心を捉えたのだろうか?

古代日本ではアゲハチョウの幼虫、イモムシが神様だった⁉︎ – ウェザーニュース (weathernews.jp)

川の神と蝶(常世虫)とが
富士川のほとりで、もしも
結びついていたならば………
「かわひらこ」という蝶の
古語と関りがないだろうか?
カワヒラコとカワイラシイ、
に語源的繋がりはないのか?
と、夢想する。

ミズハノメ、オシラサマ、
天白神、常世虫……
水神の巫女、織り姫、
流しびな……etc.

波の神 – あかり窓 (memoru-merumo.com)

夢の通ひ路 – あかり窓 (memoru-merumo.com)


古来、洋の東西にわたり
岸辺(川・海)では
異界との交流が起きた。
(交流に誘うのが夢や酒)
海はワタツミと呼ばれた。
英語 ”water”と関連はあるだろうか?
ワタ(古くは絹綿)=蚕との関連は?

木嶋坐天照御魂神社 – Wikipedia

ワタツミノカミの娘は、
トヨタマヒメ。
トヨタマヒメと蚕との関連を
検索したら、こんな神社があった。
ヤマサチヒコ(トヨタマヒメの夫)を祀り、
「蚕の社」と呼ばれる。
尾張氏・秦氏にゆかり深い京都・太秦の
祈雨の神、境内に三柱鳥居があり、
夏至の太陽を信仰、と。

夏至の太陽(日の出)信仰で、
三柱鳥居かぁ……これって、
エジプト由来のシリウス信仰の
系譜がはるばる伝播したのでは
ないかしらん?(と、夢想)
(オリオンの三ッ星信仰も含む)

そういえば、蚕の音読みはサン。
ミツハノメ(水神)は、ミツ……
参の漢字はオリオンの三星由来。
ミツは……三?

668「蚕」はなぜ「かいこ」か? : 常用漢字論―白川漢字学説の検証 (livedoor.biz)

このブログさん記事によれば、
サンは髪飾りの意味、と。
髪飾りって古来、巫女のしるし……

アメノウズメの「ウズ」も
髪飾りの意味と指摘する学説を
読んだことがある。
(アメノウズメ=オリオン座説の本で)
(アメノウズメ=西王母=髪飾りをしている)
蚕と西王母?


( 2023.6.6~6.9 Twitter より )
( 2023.5.21 イラスト作成 Microsoft Bing Imge Creator )

岸におふてふ – あかり窓 (memoru-merumo.com)


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