ミョルニル – Wikipedia
トール神のハンマー(ミョルニル)の護符
北欧のヴァイキングは、
交易民・漁民・農民であり、
ときに海賊とも呼ばれた。
ヴァイキング達がお守りとして
身に着けたのが、
トール神のハンマー(ミョルニル)
の護符だった。
トール神のハンマーは、雷と結びつく。
ハンマー……
日本なら槌(ツチ)かな?
打撃部分が金属性なら「鎚」だそうな。
槌 – Wikipedia
日本には青銅器時代が存在せず、
弥生時代に鉄器と青銅器が同時に伝わった。
(それまでは石器)
豊穣の雷神トールのハンマーのような
鎚イメージが日本神話で思い浮かばないのは、
その影響だろうか……古い神は素手?
(一寸法師の打ち出の小槌の昔話ならあるが、
ダイダラボッチの道具はモッコ)
打出の小槌を持つ福の神といえば、
大黒さま(大黒天)だった。
大黒天は、インドのシヴァに由来。
日本神話のオオクニヌシと習合。
シヴァは暴風雨神、豊穣神。
インドには暴風雨神シヴァとは別に
雷神インドラがいる。
インドラ – Wikipedia
赤髪のトールのイメージには、
インドラの方が近い。
北欧の雷神トールのハンマー(ミョルニル)
と対比できそうなのは、
インドラ(帝釈天)のヴァジュラ(金剛杵)
だろうか。
非常に硬い金属製で、雷を操るという。
金剛杵 – Wikipedia
ヴァジュラを持つ者=金剛力士だという。
(日本では、二体一対の寺院の守護神=仁王)
金剛力士 – Wikipedia
( 2023.3.19~4.4 Twitter より )
雷神あれこれ – あかり窓 (memoru-merumo.com)