紫之(むらさきの)


紫之 名高浦之 愛子地 袖耳觸而 不寐香将成
(万葉集 作者未詳 巻七 一三九二)

紫(むらさき)の
名高(なたか)の浦(うら)の
真砂地(まなごつち)
袖のみ触れて
寝ずかなりなむ

「章太郎のファンタジーワールド ジュン」
に収められた短編「貝がらの音」を、
ふと想い出した万葉集の短歌。
浜辺の砂、袖のみ触れて……の表現は、
ジュンが腕を伸ばすと砂になってしまう
美少女(ビーナス)を彷彿とさせる。

イェイツの詩
「彷徨うアーンガスの歌」※の
逃げ去る妖精にも似ている。

※参照
夢の通ひ路 – あかり窓 (memoru-merumo.com)


( 2023.7.18 Twitter より )


セルピナさん風(Bing Image Creator)

セルピナさん風のイラストを
AIで描けないかと試行錯誤……

クリルンくんのお友達っていうと、
こんな感じ?(違う気もする?)
……AIさん、お絵描きとても上手い。
上手いけれど、イメージに近い絵を
出すのは難しいなぁ……(;^_^A

言葉の選択の仕方が不慣れなのかな?
AIさんの絵も参考にしつつ
自分で描くのが良いのかも。


( 2023.7.9 Twitter より )
( 2023.7.9 イラスト作成 Bing Image Creator )


セイレーン(Bing Image Creator)


歌を忘れたわけではないの
春が来ないから歌わないの
夢の底ふかく雨音が流れる
つぼみ開く日を待ちわびて

夜の闇ふかく子守歌を抱き
降る星と波に身をゆだねて
渡り鳥やすむ河のほとりで
しずかに芽吹き凍てつかず

歌を忘れたわけではないの
春が来るから迎えにいくの
いま風の花の香をまとって


( 2023.7.5 Twitter より )
( 2023.7.4 イラスト作成 Bing Image Creator )


セイレーン – あかり窓 (memoru-merumo.com)

セイレーン – こちら、ドワーフ・プラネット (downadown.com)


三ツ星は灯る


チグリスを漕ぎ出て
ナイルをわたり
インダスの谷間ぬけ
長江のほとり

あおぐ天の川ひとすじ
すべてにそそぐ星の雨
舞い姫は春をよび
織り姫は時つむぐ 

三度の眠りから覚め
繭やぶり生まれかわり
はばたく夢の羽音
めぐる機のリズム 

季節の旅人をさそい
舟歌ゆらす波
ここに安らえと

三ツ星は灯る
夜明けまでしばし
ここに安らえと


( 2023.6.14 & 6.27 Twitter より 推敲加筆 )
( 2023.6.13 イラスト作成 Microsoft Bing Image Creator )

三ツ星は灯る(Bing Image Creator 2) – あかり窓 (memoru-merumo.com)


西王母 memo


「蚕 西王母」で検索して、
論考PDF3本まとめて読んだ。
蚕と西王母には深いつながりがある。
アマテラスへの西王母の影響を指摘する
研究もある。
(蚕も西王母も中国文化は奥深く雄大)
(画像石に刻まれた扶桑樹の渦巻き…)

(眠くなりコーヒー満々のカップを
揺らして本とメモ帳を汚した……)

龍の謂れとかたち 揺銭樹(東京国立博物館) (mmrs.jp)

三星堆・中国古代文明の謎 – 株式会社大修館書店 (taishukan.co.jp)

「三星堆・中国古代文明の謎
史実としての『山海経』」徐朝龍 著
( 大修館書店 1998/06/01 )

>三星堆蜀国は「西王母之邦」か 

面白そうな本……
図書館で探してみようかな?

※イラストは
虎(チグリス河それともシヴァ神が由来?)
と蚕と三ッ星と天の川と髪飾りの女神

ざっくりラフな西王母のイメージ
(AIさんにお絵描きしてもらうも四苦八苦……)
こういう絵ヅラを求めていたわけでは
ないけれども、
絵としてまとまっていれば
もういいや……という疲労感。(;^_^A
今日はここまで。
また後日に、要挑戦。


( 2023.6.9~6.13 Twitter より )
( 2023.6.13 イラスト作成 Microsoft Bing Image Creator )

「三星堆・中国古代文明の謎」 – あかり窓 (memoru-merumo.com)