ハユラギくん memo


庭一面につもった柿の葉を掃きよせ、
こんもりと落ち葉が小山になったら、
アルミホイルに包んだサツマイモを
赤や黄の枯れ葉にうずめ落ち葉焚き。
甘いおイモさんがホクホク焼けたら
近所の友だち皆で「頂きまーす!」

柿の葉は山ほどいっぱい集めたのに、
おイモも山ほどいっぱいあったのに、
あっというまになくなっちゃった。
庭先で焚き火なんて今じゃ夢のよう。
(子どもの頃の何気ない思い出……
ただただ、楽しくておいしかったな)

風に舞い散る落ち葉をホウキで掃除、
落ち葉焚きの焼きイモ、そんな絵を
描いてみたい……柿の木にミノムシ、
冬眠用の枯れ葉の布団をそっと作る、
ホウキ片手の赤い髪の妖精さん……
そんな場面を、描いてみたくなった。





“ハユラギくん memo” への1件の返信

  1. 落ち葉の舟に乗るナデシコさんと
    水面からひょっこり顔を出すドジョウの絵、なども。

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