
夜明けがわずかに早くなり、
雪の舞い散る青い朝。
フユザクラの花が
まばゆい白さでゆれていた。
やがて雪はとけ、
暦は今日も一日すすむ。
花たちは、春を知っている……
春にしられぬ
花ぞさきける
と、紀貫之は
雪を詠ったけれども。


夜明けがわずかに早くなり、
雪の舞い散る青い朝。
フユザクラの花が
まばゆい白さでゆれていた。
やがて雪はとけ、
暦は今日も一日すすむ。
花たちは、春を知っている……
春にしられぬ
花ぞさきける
と、紀貫之は
雪を詠ったけれども。


雪ふれは冬こもりせる草も木も春にしられぬ花そさきける
雪ふれば
冬こもりせる
草も木も
春にしられぬ
花ぞさきける
紀貫之
[詞書]冬のうたとて
(古今和歌集 巻6 323番 冬)
古今和歌集/巻六 – Wikisource
上みれば虫コ – あかり窓
春にしられぬ花 – まよい宿

冬なからそらより花のちりくるは雲のあなたは春にやあるらむ
冬ながら
空より花の
散りくるは
雲のあなたは
春にやあるらむ
清原深養父(きよはらのふかやぶ)
[詞書]ゆきのふりけるをよみける
(古今和歌集 巻6 330番 冬)
古今和歌集/巻六 – Wikisource
清原深養父 – Wikipedia


フユザクラが咲いていた。
雲のあなたは – こちら、ドワーフ・プラネット
春にしられぬ花 – まよい宿