
露の世や
露のなでしこ
小なでしこ
(小林一茶)
はかない花の命だけれど、
りんと咲く可憐な姿は、
時をこえて詠われてきた。
優し気な撫子のイメージで、
不思議な童子の傍らにいる
小さな妖精を描きたくて、
拙い試行錯誤をあれこれ。
花の命ははかないけれど、
おとぎ話の童子や妖精なら、
時の波間を舞いつつ渡れる。
そんな想いを抱いた人は、
古代から連綿と存在したに
ちがいない……
(お盆の風習も含めて)

天のひしゃくに慈雨をねがう、
ハユラギくんとナデシコさん。
しずくの意味 – まよい宿
露の世や
露のなでしこ
小なでしこ
(小林一茶)
はかない花の命だけれど、
りんと咲く可憐な姿は、
時をこえて詠われてきた。
優し気な撫子のイメージで、
不思議な童子の傍らにいる
小さな妖精を描きたくて、
拙い試行錯誤をあれこれ。
花の命ははかないけれど、
おとぎ話の童子や妖精なら、
時の波間を舞いつつ渡れる。
そんな想いを抱いた人は、
古代から連綿と存在したに
ちがいない……
(お盆の風習も含めて)
天のひしゃくに慈雨をねがう、
ハユラギくんとナデシコさん。
しずくの意味 – まよい宿
今は昔。
山里を流れる川のほとりに
「寝ずの番」を務める
ふしぎな童子がおりました。
この童子は、夜ごと
手にした箒(ほうき)で
蛍火や星や夜つゆがこぼす
ちいさな光を集めます。
ほたる火の
舞いめぐる淵(ふち)
火の跡を
そっと掃いては
夢をむすびつ
夜の帳(とばり)を
人知れず掃き清めることが
いつの頃からなのか、
この童子の役目でした。
風そよぐ
星のかがり火
羽(は)ゆらぎて
祓い清むる
夢のあとさき
昔も今も。
ふとまどろみから覚め、
草木をざわめかす風のような
箒(ほうき)の音が、もし
耳に残っていたならば……
それは、童子の仕業かも
しれません。
※ 「火の跡を そっと掃いては 夢をむすびつ」
は、Copilot-Aqua (2025.6.29) による表現。
ひょうたんのイラスト素材 : 大蔵永常
ひょうたん2個のベクター素材 | Ukiyoe Stock
茂みの鳥獣戯画イラスト素材 : 鳥羽僧正
鳥獣戯画:何気ない草むら5の浮世絵ダウンロード素材 | Ukiyoe Stock
夢の番 – まよい宿
真夏の草むらでハッと
目をひいたコエビソウの
赤い花のイメージ……
(肝心のほうきの描き方は、
これから考えようと思う)
(もうすこし妖しげに
ならないものか…Orz)