冬ながら


冬なからそらより花のちりくるは雲のあなたは春にやあるらむ

冬ながら
空より花の
散りくるは
雲のあなたは
春にやあるらむ


清原深養父(きよはらのふかやぶ)

[詞書]ゆきのふりけるをよみける
(古今和歌集 巻6 330番 冬)


古今和歌集/巻六 – Wikisource

清原深養父 – Wikipedia



フユザクラが咲いていた。



雲のあなたは – こちら、ドワーフ・プラネット

春にしられぬ花 – まよい宿


野の宴


(ナデシコさんとハユラギくん)


露の宿
北斗の柄杓
傾けて
うつす盃
撫子そよぐ


北辰の
光の柄杓
そそぐ杯
野の草露に
星やどる夜


北天の
光の柄杓
ゆうらりと
映す白露
草浪さわぐ


北天の
光の柄杓
ゆうらりと
やどす白露
銀漢ほのか

(※銀漢=天の川)


髪留めの紐



撫でし子が
はんなり笑めば
髪留めの
紐ほろほろと
解け匂ひたつ

撫でし子が
揺らぎて甘く
微笑めば
風に髪留め
ほろほろ解ける

小なでしこ
ほんのり香り
微笑めば
風に玉の緒
ほろほろ光る